世界遺産の社と国宝の社殿 平成27年・28年 第六十次式年造替

御修繕状況

車舎(重要文化財・平成19年4月16日竣工)
 表参道二ノ鳥居西側の「車舎」は、歴代の天皇が行幸の折、車から降りられた場所に建ち、平成20年の天皇皇后両陛下行幸啓の折りも、両陛下は歴代の天皇に倣って車舎の前にて御料車からお降りになられ、ご親拝なされました。古来はこの建物に牛車や御所車を留め置いた、今で言うカーポートのような施設です。

 古く、貞観元年(859)創建と伝えられ、鎌倉時代成立の『春日権現験記』にもその姿が伺えます。現在の建物は江戸時代の寛永年度にご造替されたもので、以後屋根葺き替えを経て現在に及んでいます。
車舎

 今回60次では、平成20年末の12月26日、清祓を奉修して修理工事が始まり、屋根瓦の撤去、檜皮の葺き替え、壁面の修繕を経て、同21年5月に装いも新に竣工しました。
屋根 修復前 屋根 腐朽した状態

三角矢印 前回の葺き替えより43年が経過し、屋根全体にコケ類が繁殖。また写真のように北東・南西部に実生木が生え末期的状態となっていました。

三角矢印 屋根全体が極度に腐朽し、触れば崩れてしまう状態で雨漏寸前の様子。

安全祈念 最終段階

三角矢印 工事に先立って清祓の奉仕。神々への奉告と工事の安全が祈念されました。

三角矢印 檜皮屋根の最終段階となり、甍棟取付け下地となる友皮蛇腹の切り揃えを釘(ちょうな)で行っているところ。

車舎

三角矢印 美しく竣工した車舎(北東より)

春日権現験記

三角矢印 『春日権現験記』「第二巻・寛治ノ行幸事」より。手前に見える檜皮屋根が車舎です

いちのとりい いたくら
一ノ鳥居 (重要文化財/平成19年度) 板倉 (重要文化財/平成24年度)
くるまやどり へいでん
車舎(重要文化財/平成20年度) 幣殿(重要文化財/平成25年度)
なおらいでん うつしどの
直会殿(重要文化財/平成21年度) 移殿(重要文化財/平成25年度)
ちゃくとうでん ねじろう
着到殿(重要文化財/平成23年度) 捻廊(重要文化財/平成25年度)
ほそどの・かぐらでん ちゅうもん
細殿・神楽殿 (重要文化財/平成23年度) 中門 (重要文化財/平成26年度)
はいのや おろう
拝舎 (重要文化財/平成23年度) 御廊 (重要文化財/平成26年度)
へついどの ほんでん
竈殿 (重要文化財/平成21年度) 本殿(国宝/平成27〜28年度)
さかどの ほうこ
酒殿 (重要文化財/平成23年度) 宝庫(重要文化財/平成28年度)

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