世界遺産の社と国宝の社殿 平成27年・28年 第六十次式年造替

御修繕状況

直会殿(重要文化財・平成21年度事業・平成21年秋竣工)
 春日祭では、勅使・弁以下の直会の儀式が行われ、中世には法華八講が修されたところから「八講屋」とも呼ばれました。

 創建は貞観元年(859)と言われていますが、神社として必要不可欠な社殿であるため、創建当時から存在したと考えられています。度々の造替、罹災を経て、現在の社殿は第42次、慶安年度(1652)ご造替時のものです。

 東を正面とする南北八間、東西四間の広大な建物で、今次の修理は、檜皮屋根の葺き替え、野地板の修理、壁の塗り替え、樋の付け替え、大杉と槇柏間のワイヤー張りと枝打ち等が行われました。
直会殿 なおらいでん


「饗膳ノ儀」儀式 直会殿

三角矢印 春日大社の例大祭である春日祭では、この直会殿で「饗膳ノ儀」という格式ある儀式が執り行われます。

三角矢印 写真はこじんまりしていますが、南北に長い直会殿が巨大な素屋根で覆われ、工事が始まりました(平成21年8月)

屋根 下地 葺き上げ

三角矢印 32年が経過し腐朽した檜皮屋根が撤去され、下地となる化粧板、垂木、野地板などが整えられていきます。

三角矢印 直会殿の広大な屋根が葺師により丁寧に葺き上げられていきます。

切妻部分の軒付け 檜皮屋根

三角矢印 切妻部分の軒付け。この軒付けをきっちり行うことによって、全体が均整の取れた優雅な出来となります。

三角矢印 葺き終えたばかりの直会殿南側檜皮屋根。

完成した南側切妻部分 竣工した直会殿(北東より)

三角矢印 完成した南側切妻部分。この妻の部分に廂を付けた入母屋造という形式で接合部分も見事に処理され、檜皮葺本来の優雅さが醸しだされています。

三角矢印 竣工した直会殿(北東より)。屋根を突き抜ける神木(槇柏)と建物との共生のため、いろいろな工夫が施されています。

直会殿

三角矢印 竣工した直会殿(東側林檎ノ庭より)。修理前の幣殿檜皮屋根との対比が鮮やかです。

『春日権現験記』「第十一巻・永万夢想事」より

三角矢印 『春日権現験記』「第十一巻・永万夢想事」より。正面が直会殿。左手前の檜皮屋根が幣殿。

いちのとりい いたくら
一ノ鳥居 (重要文化財/平成19年度) 板倉 (重要文化財/平成24年度)
くるまやどり へいでん
車舎 (重要文化財/平成20年度) 幣殿 (重要文化財/平成25年度)
なおらいでん うつしどの
直会殿 (重要文化財/平成21年度) 移殿(重要文化財/平成25年度)
ちゃくとうでん ねじろう
着到殿 (重要文化財/平成23年度) 捻廊(重要文化財/平成25年度)
ほそどの・かぐらでん ちゅうもん
細殿・神楽殿 (重要文化財/平成23年度) 中門 (重要文化財/平成26年度)
はいのや おろう
拝舎 (重要文化財/平成23年度) 御廊 (重要文化財/平成26年度)
へついどの ほんでん
竈殿 (重要文化財/平成21年度) 本殿(国宝/平成27〜28年度)
さかどの ほうこ
酒殿 (重要文化財/平成23年度) 宝庫 (重要文化財/平成28年度)

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