世界遺産の社と国宝の社殿 平成27年・28年 第六十次式年造替

御修繕状況

酒殿(重要文化財24年度事業・平成24年12月竣工)
 西廻廊の西側、竈殿(へついどの)と参道を隔てた北側に立つ建物が酒殿(さかどの)です。春日祭に供する社醸酒をつくるための建物で、中には酒神がお祀りされています。

 創建は貞観元年(859)と伝えられていますが、古く『続日本紀』天平勝宝2年(750)年2月16日条に、孝謙天皇が春日酒殿に御幸されたとの記述があり、古くから重要な建物であったことが伺えます。現在の建物は記録から江戸時代初期の寛永9年(1632)造替によるものと考えられています。

酒殿
 今回40年ぶりとなる大規模な修理工事は24年8月から始まり、12月に無事竣工しました。工事期間中、檜皮葺き替えが中心となった10月末日より11月上旬まで、檜皮葺き替え現場見学会を実施、神職や神社の職員が案内解説を担当、説明で総面積170m2のこの屋根に用いられる檜皮は10万2千枚、80〜100年の檜3400本から採取されると聞き、参加者はその手間と労力に驚きつつも、精巧な檜皮屋根の見事さに感動されていました。期間中、千名を超える方々に間近に見学、伝統建造物修築に対する理解を深めて頂きました。
あああ あああ

三角矢印 工事前の酒殿(正面・南より)。約40年を経過し、屋根全体にコケ類が繁茂、相当に劣化して軒付けも崩れる寸前の状態となっています。

三角矢印 酒殿内部(北側)、3月13日の春日祭に合わせ、ここで御神酒が醸されます。左上に酒神が祀られているのが見えます。

あああ あああ

三角矢印 修築工事のため、8月より素屋根が設置され、本格的工事に入りました。

三角矢印 10月29日から11月9日までの間、檜皮葺き替え見学会が実施され、千名を超える方々が間近に檜皮葺きの様子をご覧になりました。

あああ あああ

三角矢印 屋根工事も最終段階となり、甍棟の取り付けが行われました。職人の後ろに見えるのが、酒殿に特徴的な煙ぬきの櫓。

三角矢印 檜皮屋根の葺き替えが完了し、素屋根の撤去が始まりました。黄金色に輝く屋根が徐々に姿を現してきます。

あああ

三角矢印 平成24年12月無事竣工し、往時の姿がよみがえりました。

いちのとりい いたくら
一ノ鳥居 (重要文化財/平成19年度) 板倉 (重要文化財/平成24年度)
くるまやどり へいでん
車舎 (重要文化財/平成20年度) 幣殿 (重要文化財/平成25年度)
なおらいでん うつしどの
直会殿 (重要文化財/平成21年度) 移殿(重要文化財/平成25年度)
ちゃくとうでん ねじろう
着到殿 (重要文化財/平成23年度) 捻廊(重要文化財/平成25年度)
ほそどの・かぐらでん ちゅうもん
細殿・神楽殿 (重要文化財/平成23年度) 中門 (重要文化財/平成26年度)
はいのや おろう
拝舎 (重要文化財/平成23年度) 御廊 (重要文化財/平成26年度)
へついどの ほんでん
竈殿 (重要文化財/平成21年度) 本殿(国宝/平成27〜28年度)
さかどの ほうこ
酒殿 (重要文化財/平成23年度) 宝庫(重要文化財/平成28年度)

ホームご利用条件プライバシーポリシーサイトマップお問い合わせ

春日大社 〒630-8212 奈良市春日野町160   電話:0742-22-7788 FAX:0742-27-2114
Copyright (C) 2009 Kasugataisha. All Rights Reserved.