世界遺産の社と国宝の社殿 平成27年・28年 第六十次式年造替

御修繕状況

幣殿(幣殿・重要文化財25年度事業・平成25年12月竣工)
 普段は参拝所として親しまれていますが、3月13日の“春日祭”の折りには、お勅使が御祭文(ごさいもん)を奏上される、大変格式ある社殿です。またその前儀として3月11日、奉仕神職の潔斎となる“巳ノ祓式”が執り行われる場所でもあります。

 社伝では平安時代の貞観元年(859)創建とあり、現在の建物は江戸時代の慶安5年(1652)に造替されたものです。以後屋根の葺き替えを中心とする修理が行われてきました。最近の修理として、昭和25年、同50年に葺き替えが行なわれ、今回38年ぶりの葺き替えとなりました。

幣殿
 工事は8月より素屋根が組まれ、正面には中門と東西御廊の巨大スクリーン印刷シートが張られ、御社頭の景観を保つよう工夫がなされました。

 10月に入り本格的な檜皮葺き替え作業が始まるのに合せて、11月5日より約2週間、幣殿檜皮葺き替え見学会が実施されました。日本の伝統建造物に関心のある方をはじめ、観光客、小学生の団体、また外国の方と、多くの方に檜皮葺の素晴らしさをご覧いただきました。

 11月下旬には棟瓦・戸樋の取付けを完了し、12月中旬には覆っていた素屋根も取払われ、清々しい檜皮屋根で新年を迎えることとなりました。
参拝所 御祭文奏上

三角矢印 着工前、普段は参拝所として用いられています

三角矢印 春日祭の折に、お勅使が御祭文(ごさいもん)を奏上する重要な建物です。

春日権現験記

三角矢印 『春日権現験記』「第二巻・寛治御幸事」より(右側の建物が幣殿)。
御幸された白河上皇の社頭での御所とされています。

中門写真シート 清祓式

三角矢印 景観を保つため、正面は中門写真シートで覆われました。

三角矢印 工事着工に先立ち、工事の安全を祈願して清祓式が執り行われました。

軒付け 内部

三角矢印 野地板が整えられ、軒付けが始まりました。

三角矢印 内部の化粧板や白壁なども丁寧に修復が施されます。

造替特別講座 内部

三角矢印 11月16日に実施されました造替特別講座にはたくさんの方が参加されました。

三角矢印 柱の洗いや軒内土間補修を終えた内部の様子

造替特別講座 内部

三角矢印 平葺きをほぼ終えた屋根。右の木は林檎の木の上部

三角矢印 完成し、素屋根がとりはずされます。

完成

三角矢印 完成・清々しい社頭の景観が戻ってきました。

いちのとりい いたくら
一ノ鳥居 (重要文化財/平成19年度) 板倉 (重要文化財/平成24年度)
くるまやどり へいでん
車舎 (重要文化財/平成20年度) 幣殿 (重要文化財/平成25年度)
なおらいでん うつしどの
直会殿 (重要文化財/平成21年度) 移殿(重要文化財/平成25年度)
ちゃくとうでん ねじろう
着到殿 (重要文化財/平成23年度) 捻廊(重要文化財/平成25年度)
ほそどの・かぐらでん ちゅうもん
細殿・神楽殿 (重要文化財/平成23年度) 中門 (重要文化財/平成26年度)
はいのや おろう
拝舎 (重要文化財/平成23年度) 御廊 (重要文化財/平成26年度)
へついどの ほんでん
竈殿 (重要文化財/平成21年度) 本殿(国宝/平成27〜28年度)
さかどの ほうこ
酒殿 (重要文化財/平成23年度) 宝庫(重要文化財/平成28年度)

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