世界遺産の社と国宝の社殿 平成27年・28年 第六十次式年造替

御修繕状況

捻廊(ねじろう・平成26年3月竣工)
 捻廊は北御廊と移殿をつなぐ登廊です。御廊と移殿に高低差があり、かつ接続の柱通りがずれるためこの登廊は斜行し、柱や垂木、桁等すべての部材がその角度に合わせた捻れをもって建てられています。

 木材加工には極めて高度な技術を要し、部材の継手仕口にも手間がかかる建物であるため、例によって左甚五郎の作とする俗説をもっています。

 創建は、御廊の創建された平安時代にまで遡ると考えられ、鎌倉時代には現在と同じ形式であったことが当時の絵図から確認できます。

捻廊(ねじろう)
 現在の建物は神社の古記録より宝永4年から6年(1707〜9)の間に新たに造られたと考えられています。

 今回のご修理は移殿修理と平行して始まり、平成25年末の12月には移殿とともに捻廊も素屋根で覆われ、年明けの1月より本格的な修理に入りました。今回は檜皮屋根の葺き替えを主にして行われ、3月半ばには完了、4月初旬には昨年より覆っておりました素屋根が取り外され、真新しい檜皮で葺かれた捻廊が姿を現しました。

素屋根に覆われた捻廊 檜皮の葺き替え

三角矢印 移殿とともに素屋根に覆われた捻廊(25年12月)

三角矢印 檜皮の葺き替えが急ピッチで行なわれます

檜皮葺き替え完了 捻廊屋根部分

三角矢印 右側の移殿と一体となり檜皮葺き替えが完了(26年2月)

三角矢印 修理を終えた棟瓦が組まれ、ほぼ完成となった捻廊屋根部分

いちのとりい いたくら
一ノ鳥居 (重要文化財/平成19年度) 板倉 (重要文化財/平成24年度)
くるまやどり へいでん
車舎 (重要文化財/平成20年度) 幣殿 (重要文化財/平成25年度)
なおらいでん うつしどの
直会殿 (重要文化財/平成21年度) 移殿(重要文化財/平成25年度)
ちゃくとうでん ねじろう
着到殿 (重要文化財/平成23年度) 捻廊(重要文化財/平成25年度)
ほそどの・かぐらでん ちゅうもん
細殿・神楽殿 (重要文化財/平成23年度) 中門 (重要文化財/平成26年度)
はいのや おろう
拝舎 (重要文化財/平成23年度) 御廊 (重要文化財/平成26年度)
へついどの ほんでん
竈殿 (重要文化財/平成21年度) 本殿(国宝/平成27〜28年度)
さかどの ほうこ
酒殿 (重要文化財/平成23年度) 宝庫(重要文化財/平成28年度)

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