開催期間
前期:2020年3月14日(土)〜2020年5月17日(日)
後期:2020年5月19日(火)〜2020年9月23日(水)
春日大社国宝殿は新型コロナウィルス感染症拡大防止のため6月5日(金)まで臨時休館しておりましたが、6月6日(土)より再開館いたします。
「Enjoy 鎧 -日本一の鎧を楽しむ-」展については、9/23(水)まで会期を延長することになりました。会期延長に伴い、一部の作品について展示期間を変更しております。詳細は展示目録をご確認くださいませ。何卒ご了承くださいますようお願いいたします。
なお、7/13(月)は展示替えのため休館いたします。
開館時間
10時~17時(受付終了16時30分)
休館日
7月13日(月)
拝観料
一般500円、大学・高校生300円、中・小学生200円
団体400円(一般20名以上のみ)
備考
<当館が実施する感染拡大防止対策について>
以下に該当する方は、ご入館をお控えいただきますようお願いいたします。
*発熱や咳、くしゃみ、鼻水などの風邪の症状がある方。
*体調がすぐれない方。
万が一ご観覧中に体調が悪くなられた場合は、至急お近くのスタッフまでお申しください。
またご来館にあたっては以下のとおりご協力をお願いいたします。
*検温による体調確認をさせていただきます。
*手指の消毒をお願いします。
*マスク等の着用、「咳エチケット」お願いします。
・ご自身にて来館日時の記録をお願いいたします。
万が一感染者が確認された場合は当館HP上にてお知らせいたします。
・飛沫感染予防のため会場内での会話等は、極力お控えください。
・他の方と1メートル程度を目安に十分な間隔を保ってご観覧ください。
・館内混雑時には、入館をお待ちいただく場合がございます。
<館内設備及び館内スタッフについて>
・マスク着用、手洗い、アルコール消毒使用を徹底いたします。
・定期的な清掃・消毒及び常時換気を徹底いたします。
・休憩スペース及び併設するカフェ・ショップにおける座席数を削減しております。
以上、予めご了承くださいますようお願い申し上げます。
本作は随所に飾られた梅と鶯と蝶を基調とした飾金物が特徴的で、大袖の八双金物などには梅に鶯に加えて虻・蓑虫・蜘蛛の巣なども細部に施されている。多彩な表現が見所である。
兜につけられた大型の鍬形は圧巻である。
名称の由来となる大袖につけられた竹に虎の大金物は、虎のユーモラスな表情が左右で異なるところにも注目してほしい。
本作は胴と草摺の上部に鉄矢筈頭切付小札伊予札が用いられている。金物は菊座を最小限にした実戦向きの甲で、胴の腰廻りが大きいおおらかな姿が特徴的である。同じ仕立ての兜と大袖を皆具する。本作は三物皆具の胴丸の初期の遺品で資料的価値が高い。
南北朝時代の武将、楠木正成奉納との社伝がある。
草摺の最下段の両端に強い
籠手単独では唯一の国宝。
もとは興福寺の勧修坊に伝来し、その後興福寺唐院を経て春日大社に伝来したもので、源義経が吉野に落ち延びる際に、形見として置いていったという伝承があることから「義経籠手」とも呼ばれている。
本特別展では鎧の胸や肩部分などの製作見本を展示して鎧の内部がどのような構造になっているのかご紹介しています。
見ればよくわかる、わかるほどに面白い、まるで鎧の解体新書です。