国宝殿
Kasugataisha Museum
芸能の美・杜園の心 ―奈良近代彫刻の名匠、森川杜園生誕200年にちなんで―

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開催期間

前期:2020年10月1日(木)〜2020年11月4日(水)
後期:2020年11月6日(金)〜2020年12月13日(日)

開館時間

10時~17時(受付終了16時30分)

休館日

11月5日(木)

拝観料

一般500円、大学・高校生300円、中・小学生200円
団体400円(一般20名以上のみ)

備考

<当館が実施する感染拡大防止対策について>
以下に該当する方は、ご入館をお控えいただきますようお願いいたします。
*発熱や咳、くしゃみ、鼻水などの風邪の症状がある方。
*体調がすぐれない方。

万が一ご観覧中に体調が悪くなられた場合は、至急お近くのスタッフまでお申しください。

またご来館にあたっては以下のとおりご協力をお願いいたします。
*検温による体調確認をさせていただきます。
*手指の消毒をお願いします。
*マスク等の着用、「咳エチケット」お願いします。
・ご自身にて来館日時の記録をお願いいたします。
万が一感染者が確認された場合は当館HP上にてお知らせいたします。
・飛沫感染予防のため会場内での会話等は、極力お控えください。
・他の方と1メートル程度を目安に十分な間隔を保ってご観覧ください。
・館内混雑時には、入館をお待ちいただく場合がございます。

<館内設備及び館内スタッフについて>
・マスク着用、手洗い、アルコール消毒使用を徹底いたします。
・定期的な清掃・消毒及び常時換気を徹底いたします。
・休憩スペース及び併設するカフェ・ショップにおける座席数を削減しております。

以上、予めご了承くださいますようお願い申し上げます。

芸能の美、杜園のこころ ―奈良近代彫刻の名匠、森川杜園生誕200年にちなんで―
今年は春日大社の芸能の保存にも力を尽くした近代彫刻の名匠森川杜園生誕200年にあたります。春日大社ではこれを記念し、先年寄贈された旧森川杜園邸の能舞台の鏡板を保存修理し、初公開するとともに、杜園の木彫作品や絵画などの名品を公開します。
杜園の芸術はまさに春日大社の祭礼を母体として生み出されました。杜園が心を注いだ芸能にまつわる作品をその美の源泉となった芸能の装束や仮面とともに展示いたします。
またそもそも杜園作品が春日若宮おん祭の杯台や田楽花笠の奈良人形に出発することを絵巻や祭器具によって示します。
さらに杜園が生涯のテーマとした春日神鹿については、初期の力作から円熟期の名品まで多くを集め、国宝殿に杜園の鹿の苑が誕生します。
響きあう春日大社の芸能と杜園作品の美にご注目ください。
主な展示品

【通期】武内宿禰像たけうちのすくねぞう(個人蔵)

【前期】ふくかみ (個人蔵)

【通期】とおる (公益財団法人名勝依水園・寧楽美術館所蔵)

【通期】奈良市指定文化財生玉伏いくたまぶせ白鹿はくしか座像ざぞう (春日大社蔵)

【通期】親子鹿おやこじか (個人蔵)